
登壇
皆様こんにちは。
本社で働くチャレンジメイトのさといもです。
今回は5月20日に行われた第52回東京都区部障害者雇用企業連絡会についてご紹介します。
障害者雇用で働く社員達をメインとした登壇が東京都の渋谷区に有る国際オリンピック記念青少年総合センターで行われました。今回の特徴は登壇者4名がそれぞれ違う障害特性で、知的、発達、聴覚、視覚と各々が体験してきた経歴やお仕事の心構えを説明する内容でした。
私は業務説明と仕事に取り組む際の心構えを中心にお伝えしましたが、伝えたい内容が多過ぎて要件が纏まらず、予定時間を超過してしまいました。他の登壇者の方達の内容はとても纏まっており、自分はまだまだ勉強不足と痛感しました。他の登壇者の方々はご経験を遺憾なく発揮する発表内容でとても励みになり、とても参考になりました。その3社の方達の登壇内容を紹介します。
まず紹介するのは知的障がいのある登壇者の方ですが、参考書の様に分かりやすく纏まっており、過去に経験した出来事を現在の職場に遺憾なく発揮していると話されていました。登壇中は全く感じませんでしたが、「自分の意見を優先し過ぎる」と受け入れており、それを踏まえた上で相手の意見や話を尊重し、一歩引いて自分を冷静に見つめ直す事を日々心掛けていると話していました。お仕事の熱意もとても高く、職場のコミュニケーションの改善、お客様の要望に応えること、感謝の気持ちを日々心掛ける事など、とても大切な話をしていました。
次に視覚障がいのある登壇者の方は、普段の仕事の際は専用の音声アプリを活用し障害特性を補う他、人によって速聴の感度が違う事など、様々な説明をしてくれました。他にも視覚の方ならではの悩みを話してくださり、職場のレイアウトが凄く重要と説明してくれました。決められた通路に荷物が置いてあったら転倒する可能性があるので荷物の配置は慎重に行っていると話されていました。他にも雑談の際も「見る」こと前提で話を振られると回答に困ると言った悩みを話してくださり勉強になりました。そうした経験を踏まえ自分と同じ状況で困っている人達の支えになりたいと話されていました。
次に聴覚障がいのある登壇者の方ですが、「言葉が通じない」とゆう偏見やハードルの高さを払拭する為に取り組んでいる事を話していました。また手話にも方言があったり、世代によって学問で受けた教育内容に変化があったりととても興味深い話をされていました。仕事以外にも趣味の話をして下さり、キャニオニングで知り合った方と意思疎通をするお話をされていました。山中の川や滝の有る場面では言葉がかき消されますが、身振り手振りで対話する場面が多く、互いに楽しめる事を話していました。
登壇の後は交流会があり、そこで沢山の方と挨拶と名刺交換をしました。他の会社さんがどの様な考えで障害者雇用を盛り上げ、苦労なさったのか、様々な方の意見を聞き勉強になりました。中には意見交換をして下さった方や雑談をして下さる方まで、とても楽しい時間でした。
他にも伝えたい事が山ほどありますが、長文になってしまうので今回のブロブ内容は以上にいたします。最後まで読んで頂きありがとうございました。次回のブロブをお楽しみに。